チームワークを大切にして患者さんの対応をしている札幌ラビット歯科
そうした中で２０年近いキャリアでスタッフを引っ張り、院長の右腕として活躍し患者さんから絶大な信頼を得ている歯科衛生士の小松亜紀子さんに仕事上での注意点その他を聞いてみました。

現在歯科衛生士としてどのようなお仕事をされていますか？

仕事は、歯科衛生士としての業務一般を行っていまして、ブラッシングの指導からドクターのアシスト、仮歯の制作などを行っています。　また、当院では自費治療の補綴や矯正も行っています。ホワイトニングなどの説明も治療をしている合間に必要があれば患者さんへ行っておりますし、ドクターの指示のもとで、歯科衛生士が携わる業務全般を行っています。

歯科衛生士の仕事って専門的な事が多岐にわたり、且つ奥深いと思うのですけど、一番気を付けている事はなんでしょう？

衛生士の学校ではどこまでが衛生士の仕事であるかということは教えてくれます。しかし、実際に現場に出るとドクターの指示の中で行なうことを考えると、やはり現場で学ぶことのほうが多いと思います。そんな中では、患者さんに対しての安全性、スピーディーさ、明るく明確な説明を実践することで、安心感を与えることが一番気を使うところです。ドクターには話にくいけど、衛生士なら話しやすいといった事もどうしても出てきてしまうんです。

勿論、当院の院長先生はとても優しい方で、分かるように説明して頂ける方ですが、患者さんにとってはどうしてもドクターにどうしても距離を感じてしまうんです。これは仕方のない事だと思いますからそうした時に私がその橋渡しになってあげる必要があるんですよね。どれだけ優しくドクターが説明してくれても、患者さんから質問しにくいって心理が働く事があるみたいなんです。「こんなことドクター聞いたら失礼なんじゃないか？」とかそういう風に感じてしまう患者さんの雰囲気を常に観察して、患者さんがどこまで理解をしているかを把握して、理解していないかもしれないと思ったことがあったら事前に察してあげて補足説明をしてあげる事が大切だと思っています。

お仕事をしていて困ったことってありますか？

私は、歯科衛生士としてすでに２０年以上の経験があるのですけど、そうした患者さんの気持ちをしっかリ察するというのはすごく難しいことで、すべての患者さんに対してできるかというとそういうわけでもないんです。　私と患者さんの相性や性格の違いによって上手く歯車が咬み合わないこともあるんですね。

正直なところ、患者さんが１０人いれば、一人位は私ではダメという人もいるかもしれないです。患者さんがいらして頂いてのことですから、なるべく私も普通に接するように心がけていますが、患者さんからもし私ではダメと思われてしまうようなことがあれば、他の衛生士さんに変わってもらったりということをしています。どうしてあげることが患者様に取っていいことなのかを常に考えています

歯科衛生士のお仕事として一番好きな業務はなんでしょうか？

最近では、仮歯を作ることですね。あくまでも仮歯ではあっても患者様からこれ本当の歯見たいって言われることが多いんです。本物を入れるまでの短い間でも、患者様には極力不自由なく生活してほしいですからね！　特に前歯は人と話をしているときに見えるものですから、そうしたストレスを感じて貰いたくないと意識していますので、　なるべく美しくて快適なものを作ろうと力を注いでしまいます。

他の歯科医とここの歯科医と比べてイメージは違いますか？

私はこの医院にきて、まだ２年目なんですが、この医院の大きな特徴っていうのがとにかくスタッフ同士の仲の良さは他の病院とは比較にならないです。そういう意味でもすごく働きやすいです。

それに、私は一度この医院を親の介護があって退職したのですけど、しばらくして、また戻ってきて欲しいとスタッフのみんなからお話を頂けた時に、また働きたいって本当に思いましたし、実際に今また働いていますからね！　そういう意味でもすごく良い環境だと思います。

今、お仕事に対して大切にしているものってなんでしょうか？

先ほどもお話をしたことにつながるのですが、患者さんは歯についての悩みや相談したいことをたくさんお持ちなんです。ただ、ドクターに対してはどうしても言いづらい部分というものを持っていて、治療が全部終わってから、「こうだった」「ああだった」と言ってくる方って結構多いんです。でも女性だったら、とか衛生士さんだったら言えるっていう事も多いわけです。それならどうしたらもっと患者さんが言いやすくなるんだろうと考えた時にその病院全体の雰囲気もあるのですが、私はなるべく患者さんの性格に合わせた話しの方をするようにしています。お話し好きの患者さんなら冗談を交えてラフな感じで話をしますし、冗談が通じなさそうな真面目な感じの患者さんならそれに合わせる形で接しているようにしています。　歯医者に来たというイメージをなるべく払拭して安心できる場所であるようにすることを心がけています。そういう意味では、「患者様密着型」医院にしていきたいと思っています。

患者様にはこの医院についてどのようなイメージをもってもらいたいと思いますか？

基本的に歯医者って歯が痛くならなければ来ない場所です。　機械の音や、薬品に匂いに

抵抗がある方が多いんです。医院によっては機械の音が聞こえないように音楽を流しているところもあるようですが、さすがにそれはできないので、薬品だけはなるべくこぼさないように心がけていたり、またスタッフ間も笑顔で明るくすることでなるべく医院が歯を治療するところということでなく、ちょっとした違和感があったときにも気軽に来れる場所というイメージをもって欲しいです。

ズバリ、院長先生ってどんな方でしょう！

すごく優しい方で、私たちの仕事については基本的に任せて頂けているのでとても働きやすいです。お話していてもすごくあっさりしたところがあるんですけど、LINEでグループを作って会話していると時々変な冗談を言ったり、休みの日に外出先で芸能人を見つけて喜んだりという少年のようなところがある方です。それに非常におとなしいので、逆に女性４名の中でやっていくにも上手く溶け込めているんだと思います。

今まで経験した中で一番うれしかったことはなんでしょうか？

もうキャリアも長いのでいろいろありますが、最近患者さんから、「あなたのような人は一家に一台必要なんですよね」とまるで家電のようなことを言われたことがあります。

それって、「なくてはならないもの」ですから、すごいお褒めの言葉だと思っていますし「先生の右腕なんだから絶対に辞めないでね」と言われた時は本当に嬉しかったです。

やはり、患者さんにとって必要とされているとは衛生士として一番嬉しいことです。

患者さんにメッセージをお願いします。

気軽にいらしていただきたいですね！　歯医者さんだと思っていらしていただきたくはないと思っているので、歯について何か気になることがあったらまずは一本お電話頂いて、気軽に相談をいただけると嬉しいです。